辞めたいは8割以上
看護師で「辞めたい」とかんがえるのは8割を超えると言われています。
辞めたいには、
- 辞めたいと考えたことがある
- 辞めたいと思っている
の2種類の心の声があります。
辞めたいと思っても実際には転職をしなかった看護師さんは多いです。
その理由としては、
- 師長や主任など上司の引き止めがあった
- スキル不足を感じて断念した
- 両親に反対をされた
- 転職をする勇気がでなかった
- 今の病院より良い施設がみつからない
などが上げられます。
この中でも「転職をする勇気がでなかった」が最も多いように思います。
目にみえない転職への不安
転職をする勇気がなかったは非常に抽象的な回答です。
これをもっと細かく分析をすると勇気がでなかったのは目に見えない転職への不安があるからです。
スキル的な不安、収入への不安、新しい職場の人間関係への不安…など何が不安なのか?を見極める必要があります。
そのためには自分と対話をするしかありません。
不安があることは恥ずかしいことではありません。
誰でも不安があるものです。
転職を考えるということは今の状況を改善したいという気持ちがあるからです。
変わろうという意思があるということになります。
変わろうという意識があれば、きっと上手くいくはずです。
何よりも変わろうという意識がなければ、今の状況を改善することは出来ません。
不安がわかったら改善する工夫をする
自分の転職に対する不安が分かったら改善に向けて工夫をしましょう。
今の病院で改善すればいいことはないか?をまず考えます。
無理に転職をする必要はなく、例えば看護師長に言えば改善できるかもしれません。
自分が主任以上であれば会議の場で提案しても良いと思います。
今の病院でできないと分かってから初めて転職を考える必要があります。
自分ひとりでは分からないときは第三者に意見を求めましょう。
ナースセンターの職員、ハローワークの職員、就職サイトのエージェントなど無料で聞ける人はたくさんいます。